京都駅から烏丸通を東本願寺方面へ3~4分歩くと、お寺目前の交差点に、ちょっと古めかしい感じのパン屋がある。創業80年というブーケ<KYOYA>。
ランチボックスとかいう名前のお惣菜パン。食パン2枚で作ったボックスに卵を落として、豪快にもそのまんま目玉焼きにしてある。目玉焼きの下には、マヨっぽい味のホワイトソースがごく控えめに。外側のパンミミがカリカリでうんまー!
夕方前に行ったら最後の1コだった。ちなみにこのパンを見るといつも、吉田戦車の「ぷりぷり県」に出てきたガガーリン弁当をなぜか思い出す。かぶってるのは青海苔だけだけど。すんごい美味しそうなのに、笑えてきてしまうビジュアルなんだよな…。でもそこが好き。
自家製カスタードプリンがどかーんと乗ったプリンパン。季節限定だそうな。これもむっちゃ美味しい。かちかちのパチプリンかと思ってたら、やーらかいマジプリンだった。老舗喫茶店で銀カップに乗って出てきそうなアレ。
お好み焼きそばパン。表面にマヨ&ソース。焼きそばにはタマネギやベーコンがたんまり。
オサレな感じとは違うけど、「こんなパンがあったらいいな~」という子供時代の妄想を具現化したような変わりパンがたくさんある。でかいミートボールがごろごろ乗ったピザパンとか…。味も、昔ながらの素朴~なホッとする系。
添加物を使わないなど材料にもこだわっているそーです。さりげに四つ葉の業務用発酵バターや、ブール・コンポーゼ・ド・パリなんかも売っている。京都駅周辺へ行くと、たまに足を伸ばしたくなるお店。